ふたりの理想の結婚式のかたちは?挙式スタイルと種類も紹介
結婚式の形式は、挙式会場や披露宴・食事会の会場、誰をゲストとして招待するかによってスタイルが異なってきます。ふたりらしい結婚式を挙げたいカップルが増えてそのスタイルも多様化してきています。ふたりらしい結婚式を見つけたいと思っている人はぜひ参考にしてみて。
目次
ふたりの理想の結婚式を見つけるためには
・どんな結婚式にしたいのかイメージする
ふたりの結婚式の希望やイメージをはっきりとさせておきましょう。どんな結婚式にしたいのか、例えば「たくさんのゲストとわいわい楽しいみたい」「シンプルに洗練された雰囲気で過ごしたい」「大勢の人の前にですのは恥ずかしくてにがて」「こだわりの衣装を着て素敵な写真を残したい」などざっくりでも大丈夫です。
SNSなどで先輩カップルさんの体験談や写真を見たりしてイメージをしていきましょう。少しのことでもふたりで共有しておくと結婚式のスタイルを選ぶ時の大切な要素になっていくでしょう。
・しっかりと情報収集する
理想の結婚式にするためには、情報収集が大切です。やりたいことがわからないというふたりや、知らなかったけど決めていく途中で違う結婚式のスタイルが気になってきた…など結婚式には様々なスタイルがあるため、知らなかったからできなかったとならないために、ふたりの結婚式のスタイルの幅を広げていくためにも情報収集がしっかりと行っていきましょう。
・予算をきちんと決めておく
予算を曖昧なままに結婚式の計画をスタートすると、気がつかないうちに費用が大きくなってしまって後で、慌てることになってしまった、なんてことにもなりかねません。理想の結婚式を無理なく行うには、予算も意識しておくことも大切。ふたりで話し合った、内容やふたりの思いやバランスをとって後悔しないように意識してみてください。
結婚式の形といえば?
・もっとも一般的な形式 「挙式+披露宴」
挙式の後に披露宴を行うのはオーソドックスなスタイルです。家族や親族、親しい友人や会社の上司や同僚などを招待して行います。
最近では、親族を中心に20〜30名前後の少人数制の結婚式も増加しています。コロナ禍にある時に蜜を避けるために広まったスタイルですが、少人数制では、新郎新婦とも話せる機会が多く、ゲストと充実した時間を過ごすことができるところが人気です。
・「挙式のみor披露宴のみ」という選択も
挙式のみを行うというふたりもいます。ふたりだけや家族のみに集まってもらっておこなうかた、人前に出ることが苦手だし大々的なお披露目は必要ないと思うけど、けじめをきちんとつけたいと考えるカップルに人気です。また、披露宴をするようにたくさんの準備も必要なく、費用も安く抑えられる傾向にあります。
逆に披露宴のみを行いたいと考えるカップルもいます。親族や友人へ相手や家族を紹介するために、披露宴や会食などのパーティを行うスタイルで、挙式を行わない場合と、別の日に挙式のみを行うことを考えている方もいます。「挙式を海外やリゾートでふたりだけで行いたい方」「入籍は先に済ませて、落ち着いたら周囲へのお披露目をしたい」という場合に選ばれることが多いです。
・写真だけの結婚式 「フォトウエディング」
写真だけの結婚式と呼ばれるフォトウエディングは、挙式や披露宴は行わないけど、記念やけじめとして写真を残したいと思うカップルに人気です。コロナ禍でたくさんのかたが選ばれたスタイルの一つで挙式披露宴も行いたいけど、いつ頃できるか見通しが立たない中でいろいろな選択肢が増えたスタイルでもあります。専門のフォトスタジオはもちろん大自然や街中などでロケーション撮影を行うこともできます。衣装もドレスだけでなく、和装やカジュアルな服装で普段の姿をのこすなど、自由度も高くなっているため、ふたりのイメージに沿った撮影ができるプロディース会社やカメラマンを見つけて相談しましょう。
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挙式スタイルに注目!4つの形をご紹介
・教会式(チャペル式)
キリスト教の教えに基づいて、教会やチャペルで神様に結婚を誓うのが教会式。セレモニーは牧師または司祭の進行で行われます。
キリスト教徒ではないカップルは、式場に併設されたチャペルを利用することが多いですが、事前に礼拝や講習会への参加をすると街中の教会で挙式を行える場合もあります。
・人前式
参列したゲストの前で結婚を誓い、ゲストが証人となるスタイルで、宗教や格式にとらわれず、ふたりのオリジナルの挙式が可能です。人前式に対応した、チャペルやガーデン、ゲストハウスなどで行うことができます。ゲストと一緒にカジュアルな雰囲気の挙式を楽しむことができることが多いです。
・神前式
和装での挙式を希望する方に人気の人前式は、日本古来からある挙式のスタイルです。紋付袴と白無垢や色打ち掛けなどの伝統的な衣装を身に纏って神様に結婚を報告します。場所は神社で行うことが多いですが、最近では神前式ができる神殿がある結婚式場やホテルも増えてきています。
・仏前式
神前式と並んで古くから日本で行われている伝統的な挙式スタイルで、仏教の教えに基づいてお寺や自宅の仏壇の前で挙式を行うのが仏前式です。
先祖代々の縁を大切にしたいカップルにおすすめで、参列者は基本的に親族のみで、新郎新婦どちらかが仏教徒で会う場合に行われます。衣装に特に決まりはありませんが、羽織袴と白無垢などの和装での装いが一般的です。
まとめ
結婚式には、挙式や披露宴、挙式のスタイル、行う会場などいくつもの組み合わせでふたりらしい結婚式を行うことができます。
基本的なスタイルを知り、ふたりにぴったりのスタイルを考えていきましょう。やることがたくさんあり、大変に感じることもあるかと思いますが、思い出い残る素敵な結婚式になるように、ふたりでしっかりと話し合って、ひとつひとつの準備を楽しんで進めていってくださいね(^^)
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監修者情報
一色 俊武(いっしき としたけ)
フォトスタジオPASSIONのメインフォトグラファー。2003年に写真撮影を始め、2006年には写真館でスタジオカメラマンを務める。2009年に「Photostudio PASSION」を設立。結婚式の前撮りやフォトウェディングを中心に、ロケーション撮影に力を入れており、お二人の思い出の場所や希望する場所で最高の瞬間を写真に収めることを得意としています。
一色 しおり(いっしき しおり)
フォトスタジオPASSIONのフォトデザイナーで、一色俊武の妻。スタジオ運営をサポートし、お二人がリラックスして撮影に臨めるよう、撮影前の打ち合わせやロケーションの選定などを行い、最高の瞬間を引き出すお手伝いをしています。
公式サイト:Photostudio PASSION
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