フォトウェディングが決まったら!新郎もやっておきたい準備は?
フォトウェディングや結婚式は女性が主役」と思っている新郎様、おふたりが主役の特別な日です!
新婦様だけでなく、新郎様にも大切な準備があります。今回は、フォトウェディングや結婚式で新郎が準備すべき美容や持ち物、気をつけたいポイントについてお伝えします。
目次
撮影当日に必要なものとは?
撮影をスムーズに進めるために、 必要なもの・準備しておきたいもの をご紹介します。
✅ 和装 or 洋装?
✅ スタジオ撮影 or ロケーション撮影?
衣装や撮影場所によって、持ち物や準備するものは変わってきます。そこで、 あると便利なアイテムや事前に準備しておくと安心なポイントもあわせてお伝えします!
①和装編
普段着ることも、目にする機会も少ない男性の和装。
「 着物を着るために何が必要なのか分からない… 」という方も多いのではないでしょうか?
ほとんどの方は衣装をレンタルされると思いますが、必要なものが揃わなかったり、不十分だと着付けた姿がしっくりこなかったり、着付けが完成しないこともあります。
せっかくの和装を美しく着こなすために、必要なものをしっかり確認して準備しましょう!
・V首かU首のTシャツや長袖シャツなどの肌着
・ステテコ
・白足袋(衣装店でレンタルや買取ができる場合あり)
・補正用タオル 2〜5枚(必要ない場合もあります)
②洋装編
洋装は和装と違ってスーツを着るイメージに近いものが多いため、準備がしやすいかと思います。
・V首かU首のTシャツや長袖シャツなどの肌着(和装と洋装を着用予定の方は兼用可能な場合もあります)
・タキシードや靴に合わせた靴下
・ステテコ
そのほかに、タキシードに合わせた蝶ネクタイやハンカチーフ、小物などを自分達で準備すると予定している方は、衣装店さんに確認とともに早めに準備しておきましょう。
③撮影場所に応じてあると役立つもの編
スタジオ撮影だけでなく、 屋外でのロケーション撮影を予定する方も多いでしょう。
しかし、 スタジオとは違い、屋外では急なアクシデントへの対応が難しくなることもあります。
新婦様にすべて準備を任せるのではなく、おふたりで必要なものを話し合ってしっかり準備しておきましょう。
✔ 撮影時間の目安
撮影自体は30分~1時間程度ですが、お支度開始から撮影終了までは2~3時間ほどかかることが多いです。そのため、以下のようなものを準備しておくと安心です。
✔持っておくと便利なアイテムリスト
・ 食べやすい軽食(一口サイズのお菓子やおにぎりなど、こぼれにくいもの)
撮影日は しっかり食事をとる時間がとれないことが多いため、車での移動中や衣装チェンジの合間に軽くつまめるものを用意しましょう。
・ 飲み物(お茶や水)+ストロー
メイクが崩れないようにストロー付きの飲み物が便利です。
・酔い止め(車での移動がある場合)
・現金(少額でOK)
万が一に備えて、少額の現金を用意しておくと安心です。
・ 季節ごとの対策グッズ
夏:日焼け止め、タオル、ハンディファン、扇子
冬:ホッカイロ、防寒着、マフラー
・ 携帯の充電器
🔹 スタジオによって、準備が必要なものやレンタルできるものが異なるため、事前に確認しておくのもポイント。
ただし、当日に「ない!」と困るものは事前に準備しておくのがベストです。
撮影日の新郎様お支度スケジュール
撮影の日を、緊張しながらも楽しみにしているおふたりも多いのではないでしょうか?ここでは実際に、お支度が始まるまでの流れをお伝えします。
①新郎様のお支度開始のタイミングは?
お二人一緒にスタジオや式場に到着し、その日のスケジュールを打ち合わせたら、いよいよお支度の開始です!
まず最初に始まるのは、新婦様のヘアメイクであることがほとんどです。
洋装と和装ではお支度にかかる時間は異なりますが、どちらの場合も 新婦様のヘアメイク時間は長めになります。
たとえば和装のお支度の場合、美容師さんが1名または2名で対応することが多く、まずは新婦様のヘアメイクがスタート。
その30分~50分後に、新郎様のお支度が始まる流れが一般的です。
新郎様は、まず衣装に着替え、その後、ヘアセットやメイクを希望されている場合はヘアメイクへと進みます。
このように、お支度の流れを把握しておくと、当日もスムーズに準備ができますよ。
②お支度が始まるまで何をしておくといい?待ち時間を有効活用!
お支度の状況にもよりますが、新郎様は約1時間ほど待ち時間が発生することが多いもの。その間、スマートフォンやタブレットがあれば時間を持て余さずに過ごせる方もいれば、落ち着かず待つのが苦手な方もいらっしゃるでしょう。
そんな待ち時間を有効活用し、撮影をスムーズに進めるために、事前に準備をお願いしたいこと、しておくとよいことがあります。
それは 撮影で使用する小物を、衣装ごとに分けて整理しておくことです。
例えば、
- ・ドレス撮影 で指輪やバルーンを使いたい方、
- ・和装撮影 でオリジナルの扇子や和の小物を取り入れたい方
このように 「この衣装の時には、このポーズを撮影したい」 という希望に合わせて必要なグッズをまとめておくと、撮影の移動時に忘れ物をする心配が減ります。お支度部屋に取りに戻る手間が省けるだけでなく、 ロケーション撮影の場合、撮りに戻ることができず希望のショットを逃してしまう… という事態も防げます。
事前に 「どんなグッズを持ち込むのか」「どんなポーズを撮りたいのか」 を新婦様と話し合い、準備しておくことが大切です。
なかには、お支度部屋でバルーンの準備をして過ごす新郎様も!「待ち時間が長そう…」と心配している方も、こうした準備を進めることで、あっという間にお支度の時間がやってきますよ。
②お支度が終わった後は?
新郎新婦様のお支度が完了したら、そのまますぐに撮影場所に移動して、撮影開始となります。
撮影場所が屋外の場合は、車での移動もあったり、お天気の都合もあったりとゆっくりとした時間が取れるのは、最初のお支度の時間である2時間くらいで、そのあとは撮影と衣装チェンジを行うため、なかなかハードなスケジュールとなることが多いです。当日は体調を整えて、撮影を楽しみましょう。
こちらの記事もおすすめ『フォトウエディングってどんな流れなの?相談から撮影日までを大公開』
新郎ヘアメイクはどうする?
①新郎ヘアメイクについて
男性のメイクは、ナチュラルに肌を整え、清潔感をアップし、写真映えを良くすることを目的に行います。主に 「肌・眉・唇」 の3つのポイントを整えることが一般的です。
1. 肌 – 健康的でなめらかな印象に
肌のメイクは保湿からスタートします。その後、ニキビやニキビ跡、毛穴の開きをカバーするためにコンシーラーやファンデーションを使用し、肌のトーンを整えます。こうすることで、顔全体がワントーン明るくなり、清潔感のある仕上がりになります。
2. 眉 – 整えるだけで印象が変わる
普段から眉を整えている男性も多いですが、何も手入れをしたことがない方にとって、 当日に初めて眉をカットするのは少し不安かもしれません。
そんな場合は、 事前に美容室で眉カットを試してみるのもおすすめです。
また、 新婦様に整えてもらうのも一つの方法。女性は自分で眉を整えた経験があることが多いため、軽く整えてもらうだけでも雰囲気をつかめるでしょう。
カットして形を整え、少し書き足すだけで、キリッと引き締まった印象になり、写真映えもアップします。
3. 唇 – 乾燥を防ぎ、健康的な血色感をプラス
唇のメイクは口紅をしっかり塗るわけではなく、リップクリームでの保湿がメインです。乾燥を防ぐことで血行がよく見え、健康的な印象になります。
もし唇の血色が悪いと感じる場合は、ほんのり色づくリップを使うことも。
ただし、乾燥がひどく皮がむけてしまうと、メイクのりが悪くなるため、撮影前からこまめにリップケアをしておくことが大切です。
②撮影日より前に、整えておくことが大切
フォトウェディングに向けて、お肌のケアは重要です。普段特にお手入れをしていない方も、撮影に向けて洗顔や乾燥対策、保湿を心がけましょう。女性と同じようにとはいかなくても、少しの工夫でお肌の調子は大きく変わります。
また、肌のくすみや目の下のクマが気になる方は、メイクでカバーできますが、できるだけ十分な睡眠をとって、生活のリズムを整えることが大切です。睡眠と保湿をしっかり行うだけでも、お肌の調子はぐっと良くなります。
新婦様と一緒に最高のコンディションで、素敵な撮影を迎えましょう!
③男性にも関係あり写真の「レタッチ」とは?
レタッチとは、デジタル技術を使って 画像を編集・補正すること を意味します。
例えば、撮影当日に気をつけていたのにニキビができてしまった! という場合。メイクである程度カバーできますが、メイクをしない派の新郎様には、スタジオにレタッチが可能かどうかを確認し、依頼するのがおすすめです。
レタッチは、 あくまでナチュラルに肌質や影を整える技術なので、 不自然にならず、清潔感のある仕上がりになります。
「メイクには抵抗があるけれど、写真は綺麗に残したい…」という新郎様にとって、レタッチは強い味方です!
④スタジオを選ぶときに確認しておくことが大切
レタッチの対応はスタジオやカメラマンによって異なります。
- ・購入した写真に無料でレタッチを行うスタジオ
- ・オプションとして別料金がかかるスタジオ
- ・ニキビや傷の補正などのレタッチには対応していないカメラマン etc…
このように対応がさまざまなので、 メイクをする・しないに関わらず、スタジオ選びの際にレタッチ対応の有無を確認することが大切 です。
もし、公式サイトやプラン内容を見ても分からない場合は、 事前にスタジオやカメラマンに質問しておくことをおすすめします。
まとめ
フォトウェディングや結婚式、前撮りを控えた新郎新婦のおふたり。花嫁様はエステやヘアメイク、ネイルなど、事前の美容ケアや準備について、しっかりイメージを持っている方が多いでしょう。
でも新郎様はどうでしょう?
「 当日はスタジオや式場に行けばOK! 」と思っている方も少なくないかもしれません。新郎様も事前に準備をすることで、より素敵な1日を過ごすことができるのです。
新婦様と一緒に最高の1日を迎えるために、知っておくべき大切なポイントをチェックしておきましょう!
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監修者情報
一色 俊武(いっしき としたけ)
フォトスタジオPASSIONのメインフォトグラファー。2003年に写真撮影を始め、2006年には写真館でスタジオカメラマンを務める。2009年に「Photostudio PASSION」を設立。結婚式の前撮りやフォトウェディングを中心に、ロケーション撮影に力を入れており、お二人の思い出の場所や希望する場所で最高の瞬間を写真に収めることを得意としています。
一色 しおり(いっしき しおり)
フォトスタジオPASSIONのフォトデザイナーで、一色俊武の妻。スタジオ運営をサポートし、お二人がリラックスして撮影に臨めるよう、撮影前の打ち合わせやロケーションの選定などを行い、最高の瞬間を引き出すお手伝いをしています。
公式サイト:Photostudio PASSION
前撮り専門サイト:大分前撮り.com

一色 俊武(いっしき としたけ)
フォトスタジオPASSIONのメインフォトグラファー。2003年に写真撮影を始め、2006年には写真館でスタジオカメラマンを務める。2009年に「Photostudio PASSION」を設立。結婚式の前撮りやフォトウェディングを中心に、ロケーション撮影に力を入れており、お二人の思い出の場所や希望する場所で最高の瞬間を写真に収めることを得意としています。
一色 しおり(いっしき しおり)
フォトスタジオPASSIONのフォトデザイナーで、一色俊武の妻。スタジオ運営をサポートし、お二人がリラックスして撮影に臨めるよう、撮影前の打ち合わせやロケーションの選定などを行い、最高の瞬間を引き出すお手伝いをしています。
公式サイト:Photostudio PASSION
前撮り専門サイト:大分前撮り.com