結婚式やフォトウエディングで、ドレスを着る花嫁の誰もが持っている’’ブーケ’’。どんな形にして、どんなお花を使って…と考えるのも楽しみの1つですよね。ただ、ブーケの素材がいくつかあることはご存知でしょうか？そんなブーケの素材や花選びに迷ったときにおすすめの花言葉もお伝えします。

---

 

 

 

ブーケの素材はいくつもあること、知ってますか？

---

　コーディネートの中でも、重要なアイテムで、デザインはもちろんお花にもこだわりたい！という方も多い’’ブーケ’’。生花だけでなく、いろいろな素材で作られています。素材ごとに同じお花の種類でもイメージが違ってくることもあります。そんなブーケの素材について解説します。

・生花はやっぱり王道

　最も多くの花嫁が使用している生花のブーケは、なんといっても生花ならではのみずみずしい質感や香り、絶妙な色合いと華やかさにあります。写真映えも抜群で、特別な日に合わせて作られたブーケは、特別感をプラスしてくれます。

また、使用した後で押し花やドライフラワーとして加工して残す、アフターブーケも人気があります。

ただ、生花ならではのデメリットとしては、当日まで出来上がりが確認できないことにあります。

生きているお花なので、長時間持ちやすい花を選ぶこと、季節によっては好きなお花が用意できない場合もあります。

 

・アーティシャルフラワーも人気

　アーティシャルブーケは、アーティシャルは英語で「造形の」フラワーは「花」つまり造花でできたブーケのことです。

どちらも生花をポリエステルなどの布で模写したもののことです。昔とは違って技術が向上したことによって、ぱっと見では生花との区別が付きずらいほど、精巧に作られているものもあります。アーティシャルフラワーは、生花と違って軽く、枯れることもありません。また、季節は問わず好きな種類の花を使用できること、花粉やにおいがなく、アレルギーがある方でも安心して使用できるのもメリットと言えます。

しかし、いくら生花のように精巧に作られていても、近づいて見るとやはり造花だとわかってしまうため、本物の生花にこだわっている方には不向きと言えます。

 

・独特の雰囲気のあるドライフラワー

　アンティークな独特の雰囲気が人気のドライフラワー。西洋では、長く美しさを保てるため’’永遠’’や’’終わりのない愛情’’などの花言葉がありウエディングブーケにもよく使用されています。

しかし、風水では死んだ花＝縁起が悪いとされてもいるため、ドライフラワーのブーケを持ちたいと思っている方は、1度家族にも相談しておきましょう。そして、乾燥しているので形が崩れやすいとうデメリットもあります。使用する日まで元の形が壊れないように細心の注意をしましょう。

 

・美しさをそのまま残すプリザーブドフラワー

　プリザーブドフラワーとは、生花を特殊加工したもので、長期にわたって美しさをそのまま残すことができるというメリットがあります。1度色を抜いて後から着色するため、好きな色や実際にはない色のブーケを作ることができるのも魅力です。

デメリットは、加工するため生花や造花に比べ高価になりやすいこと、また繊細な作りのため保管には注意が必要なことがあげられます。

 

こちらの記事もおすすめ 『ウエディングブーケは結婚式の前撮りに必要？ブーケの有り無しの違いについても解説』

 

花選びに迷ったときは？人気の種類、花言葉を調べてみよう

---

　結婚式のブーケには様々な種類の花が使用されています。その中でも、たくさんの花嫁に選ばれて使用されている花の花言葉をいくつかご紹介します。

・バラ(薔薇)

　赤いバラの花言葉は、’’あなたを愛しています’’。白いバラの花言葉は’’私はあなたにふさわしい’’’’純潔’’。

バラには色や本数によって様々な意味があるとされています。結婚式でも取り入れられるダーズンローズセレモニーの場合は、12本のバラを使います。それぞれに、『感謝・誠実・幸福・信頼、希望、愛情、情熱、真実、尊敬、栄光、努力、永遠』とゆう12の意味が込められています。

 

・コチョウラン(胡蝶蘭)

　白い胡蝶蘭の花言葉は、’’清純’’。ピンクの胡蝶蘭の花言葉は、’’あなたを愛します’’。

色によって異なる花言葉を持つ胡蝶蘭ですが、全体の花言葉に、花びらの形状が蝶のように見えることから、’’幸福が飛んでくる’’、’’純粋な愛’’という意味もある結婚式にぴったりの花言葉を持ちます。

 

・ガーベラ

　ガーベラの花言葉は、’’希望’’、’’常に前進’’。たくさんのカラーバリエーションを持つガーベラは、色によっても異なる花言葉を持ちますが、前向きな花言葉が多く、結婚式でも明るく楽しい雰囲気になるため人気があります。

 

・カサブランカ

　カサブランカはユリの一種で、純白の大きな花が印象的。花言葉は、”雄大な愛’’、’’祝福’’。

その特徴的な純白の美しさから、ウエディングブーケや特別な贈り物に使われることが多く、花言葉も華やかなものが多くみられます。

 

その他にも人気のお花はたくさんあります！

---

　見たことはあるけど、名前や花言葉は知らないかも？というお花にも結婚式のブーケにオススメの種類はたくさんあります。お花選びで悩んでいる方、目指したい雰囲気に合うお花を探して、よりあなたらしさがより一層高まり素敵な思い出にしませんか？

・かすみ草

　花言葉は、’’幸福’’、’’感謝’’、’’清らかな心’’。小さい白い花が可愛らしいかすみ草。

脇役のイメージが強い花ですが、ブライダルのブーケではかすみ草だけを使用したブーケも人気！ふわふわとレースのような繊細な印象で、ドレスや周りの雰囲気を邪魔することなく華やかさを添えてくれるお花です。

 

・ピンポンマム

　花言葉は’’清らかな愛’’、’’真実’’。コロコロとした丸い形をしたピンポンマムは、見た目のキュートさだけではなく、和にも洋にもマッチするのが魅力で、華やかな色をもち、お祝いの席にもぴったりのお花です。

 

・ブルースター

　ブルースターは名前の通り、星に似た形で青い色をしていることが特徴です。花言葉は、’’幸福な愛’’や’’信じあう心’’。５〜６月に咲く花でジューンブライドにもぴったりのお花です。

 

・カラー

　シャープな花姿が印象的なカラー。花言葉は、’’凛とした美しさ’’。しなやかな長い茎をそのまま利用したスタイリッシュなイメージのアームブーケにも最適。あえて少ない本数にすることで、より洗練された印象になります。大人っぽい雰囲気のドレスとの相性がバッチリですし、もちろん他の花と組み合わせて可愛らしい雰囲気や豪華な印象のブーケにも◎。

 

まとめ

---

 

　いかがでしたでしょうか？花嫁の姿をより一層素敵に彩ってくれるブーケ。目指したい雰囲気を叶えてくれるお花を選び、さらに花言葉でのメッセージを忍ばせれば、より一層思い出も深まり、あなたらしい花嫁姿を残せるはず♪